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Box Japan新社長・佐藤へインタビュー!

こんにちは。Box Japanのnoteをご覧いただきありがとうございます。
今回は、2月1日付で社長執行役員に就任した佐藤へのインタビューを通じて、佐藤の素顔に迫ります!

(取材&執筆担当:note編集部Misato)


これまでのキャリアについて

新卒から一貫してIT業界のエンタープライズセールス畑です。最初の会社は日系企業ですが、以降は外資系企業でキャリアを積んできました。IT業界のなかでも、はじめはSIerでしたから、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、アプリ開発などあらゆるIT商材の営業を担当しました。その後、2007年に初めてSaaSソリューションの企業に転職しました。当時はSaaSではなく、ASP(Application Service Provider)と呼んでいましたが。
ビジネスアプリケーションの世界に初めて足を踏み入れて、率直に楽しい!と感じました。LoB(業務部門)へ提案し、ユースケースを作っていくのはもちろん、お客さまから直接「ありがとう」と感謝の言葉をいただける仕事に携われるのは最高だなと。そこからはずっとSaaS業界です。

Boxにたどり着いたきっかけ

Boxモニュメントに乗る佐藤

40歳を前に自分の仕事人生を見つめ直したときがありました。この先20年、どうすれば楽しく仕事ができるだろうと考えたんです。そこでたどり着いた一つの答えが、自身のキャリアを唯一無二のものにするための、キャリアのブルーオーシャン化です。要するに、仕事の幅を広げ、スペックを広げることで、自身の価値を高めていけるのではないかと考えました。立ち上げフェーズの外資系SaaSに飛び込み、様々な業界のお客様を担当したり、チャネルやマーケティング業務など、営業に限らずいろいろなスキルを身につけることができ、それが自分の視野を広げることにつながったと思います。そこから、前職をはさんで創業2年目のBox Japanに、2014年6月に入社をしました。

仕事をするうえで大切にしている軸

40歳を目前にキャリアシフトをしたわけですが、実はそこにはマインドの切り替えもありました。簡単に言うと、仕事を人生の優先順位から下げました。それまではがむしゃらに仕事に打ち込んできたのですが、仕事は1番ではなく、人生のなかの一部だという意識に変えたんです。Work Life Balanceではなく、Work in Life。それが自分のスタイルに合っていることに気づきました。Work in Lifeの意識で仕事をしてみると、霧が晴れたように変な承認欲求の気持ちが消え、仕事も私生活も充実していきました。よく面接などで、「いつも笑顔ですね」と言われるのですが、本当に仕事が楽しいです。

Boxで一番印象に残っているエピソード

入社した年の会計年度でBig Dealを獲得し、日本の売上ターゲットに大きく貢献できたことが自分の自信にもつながり、印象深いエピソードになっています。当時、CEOのアーロンからもらったメッセージはいまでも保存しています。

10年前にCEOのアーロンと。

Box Japanの好きなところ

Boxは利他の精神をもっている人が多いですね。大変なチームがあれば他部署であっても案件を支援するなど、“Giver”のカルチャーが根付いているのではないかと思います。これは前社長の古市が常々言ってきたことでもあり、外資系企業にありがちな本社縦割りの組織ではないところが特徴と言えると思います。このカルチャーは今後も続くように努力していきたいです。

社長になりたかった?

社長になりたいという夢をもっていたわけではないですね。“Do the right thing(正しいことをする)” を続けていれば、自ずと評価されるはずという思いはありました。自身の経験や周りを観察するなかで感じたことですが、昇進したいという気持ちが前に出すぎると、政治的な立ち回りになりがちです。どんなことができる自分になりたいか、どんなふうに仕事をしたいかというイメージをもち、そこに向かって進む方が目標への近道ではないかなと思います。

プライベートについて教えて!

海を愛する佐藤のプライベートより

プライベートはもっぱら海、海、海です!大学の頃から約30年間、神奈川県の茅ヶ崎在住で、一年中海に入っています。サーフィンやカヤック、釣りが趣味です。地元が大分県で、小さい頃から海や川で遊ぶなど、もともと自然が好きでした。サーフィンを始めたきっかけは、大学1年生の頃に、クールな同級生が1限目の授業に髪を濡らしたまま参加していて、「どうしたの?」と聞くと、サーフィンをしていたと答え、かっこいい!と思ったことでした。短髪だったので髪はすぐに乾きましたが(笑)。



インタビューを終えて・・・
今回佐藤に話を聞くなかで、個人的には "Work in Life" の思想が印象的でした。仕事、プライベートを明確に分けて捉えるのではなく、どれも人生の一部と考えてみると、自分にとって大事なことや今すべきことが見えてくるのかなと思いました。
あと、サーフィンは一年中できるということも驚きでした!海の話はまたどこかでじっくり深掘りしてみたいなと思います!!